らんちゅうのえら病について

えら病は、元気がいいと気を抜いていると、たった半日水替えが遅れたり、
水温の上昇や強い日差しなどの影響などで、水が悪くなると急にかかります。
水替えが遅れたことによる水質の悪化、狭い場所での飼育による酸素不足や大量に雨水による
急激な水温の低下や急な水変わりも発病の原因となります。
たった一尾でも餌を食べないような元気のないらんちゅうがいたのであれば、
全てのらんちゅうにエラ病を疑った方が良いでしょう。
対応が遅れるにつれて、最悪の場合、【全滅】にもなりかねませんし、
運よく回復したとしても、えらが開いた状態になってしまい観賞価値が下がる可能性が高まります。

片方のえらが閉じた状態で、もう片方のえらだけを動かしている状態を片えらと言い、
えら病の症状となりますので、早期の発見・治療が重要となります。
治療には、0.5%の濃度の食塩水を水槽やタライなどに準備し、熱帯魚用のヒーターなどで
30度程度の水温を維持し、病魚を十分なエアーレーションをした中へ入れます。
えら病が治るまでは水が白っぽく濁った状態が続きますので、
毎日同じ濃度と温度の食塩水に水替えをして、完治するまで数日かけて薬浴をしましょう。
えら病が治ると、水の濁りがなくなり、エサを欲しがるようになりますので、それが合図になります。
その後、徐々に水温を下げて、池の水温と同じになったら池に戻します。
らんちゅうの場合、えら病は避けて通れませんが、1度完治すると抵抗力がつきます。
次からは、えら病にかかりにくくなり、万が一、えら病にかかっても症状が軽く、
以前より治るスピードも早くなります。
一つの方法として、えら病の治療に自信のない方や、初めてらんちゅうを飼育される方は、
一度えら病を完治しているらんちゅうを入手することをお勧めします。